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    くまのこうちょうせんせい



    くま校長先生は、毎朝校門に立って子供たちを元気な声でむかえます。
    みんな大きな声で「おはようございます」とあいさつするなか、
    ひつじ君は、小さな声でしかあいさつが出きません。
    「いつか大きな声がでるよ」と、くま校長先生は励ましてあげるのでした。

    でも、ひつじ君に大きな声が出ないのは理由があったのです。
    夜、ひつじ君の両親が争っているときの声や、
    ひつじ君を叱る時の声。
    それらはどれも大きな声でした。
    大きな声は、ひつじ君を悲しくさせるものばかりだったからです。

    それでもひつじ君は大好きな校長先生のため、
    なんとか大きな声であいさつできるよう頑張ります。

    そんなある日、校長先生は大変な病気をします。
    自慢の大きな声も出なくなってしまって……。


    校長先生のモデルは、実在の人物です。
    病院から「命の授業」を教えに学校に通われていたそうです。
    校長先生の身をもって得た真理、
    ひつじ君のひたむきな想い、
    いもとようこさんの絵と相まって、胸にじんと響いてきます。

    内容が深いので、
    対象はどのくらい辺りかよくわからなかったのですが、
    読み聞かせでしたら3歳くらいからでよいかもしれません。

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