2008
プリンスの記憶が取り込まれたエドガー。
エドガーではない、意識が出てしまった時に何が起こるのか、
スリリングな展開になってきました。
今はまだそういったことはないのですが、
エドガーの不安が重苦しい。
リディアもリディアでエドガーを愛しているから力になりたいと、
強く思っている…。
そんなふたりの間で起きた「チェンジリング」。
エドガーが瞳が似ているからとリディアに買ってくれた人形と、
リディアの容姿を入れ替えて、
巨人に囚われたリディアはエドガーに助けを求めるけれど…。
チェンジリングの魔法を解くには、
言葉で説明せずに「本当の自分」をわかってもらうこと。
触れ合えば、目をつむってでもわかると言ったエドガーだけど、
リディア以外の女の子と親しくはできない。リディアを大切に思うがゆえ。
彼女はエドガーの言葉を信じて、勇気をふりしぼってぶつかっていくけれど、
見た目が違うことから、エドガーの感覚は鈍ってしまい。。。と。
この、せつないシチュエーションがたまらない♪
谷さんの真骨頂かと思うくらい、ずりずりと引きずり込まれました。
伏線もすごく効いてて、巧いなぁ、と感心!
(説明が悪くて、何だか別のお話のような気がしますが; 格差があったらすみません)
それにしても、ニコとレイヴンには和ませていただきました。
いつまでもそのままでいてv
個人的に興味深かった箇所は、
ポールのはりねずみと、
エドガーの「恋にのぼせれば、うぶで貞淑な女の子でも案外その気になるものだ」
と知っている一文。
ポールの恋も少しは描かれるのかな?? さてお相手は。
エドガーの方は、さすが百戦錬磨だね。御見それしました、と評しておきます。
幸せになってほしい、エドガーとリディア。
伯妖にはこれからも目が離せません。
暴走しそうなエドガーは怖いけれど、
リディアの愛で食い止めてほしいものです。
追記:ラストのエドガーはとても新鮮でした。
子犬のような目をしたエドガーって……。
はじめて彼をかわいいと思ってしまいました^^。
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |