感想『喪の女王６』須賀しのぶ著

流血女神伝「喪の女王・６」でござ～い。

いきなり表紙の感想からいきますが。
グラーシカ・・・美人さんｖ
ドーン・・・・・・ゴリ？　

いやぁ、ドーンがものすごく老けているなぁと思いまして。
決して悪口ではありません。

今回は動と動の間の静という感じでした。
激動の女神伝の中では、のたとえですが。
次に起こりうる出来事がもう楽しみで楽しみでしょうがない。
特に、カリエの脱走劇が楽しみ。
どんな風に切り抜けるんでしょうね。わくわくがとまらない♪
それから、
ほろり、とくる話やじーんとくるエピソードが盛りだくさんでした。
後半でのグラーシカの勇姿は本当にかっこよかったです。
己を見つめ、ふっきれた彼女は素敵でした。

そして。オレンディアが出ました！！
私、彼女のことが好きだったので、本当にうれしいです。
『天気晴朗なれど波高し。』シリーズも主役のギアス込みで好きなんです。
でも読んでいて気になったのですが、
このサラとオレンディアのシーンだけ異質じゃないですか？
単に私がうれしすぎで頭がテンぱっていただけかもしれませんが。
内容はうれしいけれど、恋バナで花をさかせるふたり。うーん。わかりません。
登場人物をいったん引き上げて、突き落とす技法とは違いますよね。
私みたいな人へのサービスだったのかな。

それはよいとして。
女神の別の一面が見えたのはよいのですが、
やっぱり怖いよザカリア。
おまけにネフィシカもおそろしい。狂信的って何でもやーねー。

次巻が出るのは7月末とのこと。
ラスト2冊！　須賀さんにはぜひ無理をせずお仕事をしてもらいたいものです。

↓今回もアマゾンさんのレビューをお借りしました。