電王－時の間のピアニスト

「今度あの『技』侑斗にも教えて」
Ｕ良太郎が女性を釣るのを目の当たりにして、
思わず言ってしまうデネブ。
・・・君はいったい、侑斗をどうしたいんだね。
（おそらく愛理さんとの仲、限定だろうけど）
今週はU良太郎＆ロッドの活躍回でした！
では、感想いきまーす。


第34話　時の間のピアニスト

ピアノの男と奥村さんのエピソードには泣かされました。
必要最小限の描写で、二人の再起、失望、はたまた願いが
あらわされていました。
世間と離れ、ただ純粋にピアノを弾くことに生きたピアノの男は、
奥村さんと会い、二人でピアノを楽しむことにより、
再び世間とのつながりを得たはずなのに、
突然の事故により元の世界へ。
しかし、以前とは違ったのは奥村さんの再起を願う心。
自らの演奏を、病床の彼の耳へ届けたかったのでしょう。

過去へ飛んだイマジンの破壊行為により、
「時間からとりこぼしてしまった」ピアノ男。
シビアな現実に良太郎だけでなく、
視聴しているこちらもショックを受けました。
ラストは一縷の救いがある、ハートウォーミング的なまとめ方でしたが、
電王は「人の記憶こそが時間」というテーマを強く押し出して、
ストーリーを進めるようですね。
靖子にゃんの手腕に今後も期待しています。

さて。
戦闘シーンへ。
ロッドが静かに怒る声がかっこよかったです。
そして今週、ようやくクラーケンイマジンが強いことも明確にされてました。
（先週は尺が足りなかったのかな？？）
デンバードがどこからともなく飛んできて、（あれは自走だなぁ）
その後のロッドの反撃→ライダーキックは見事でした。
しかし、「活きが良すぎ」とウラタロスがつっこむくらいの、
ギガンデスの大量発生には何だか笑ってしまった。
おかげで盛大な電車戦が見れました。（ライナー販促回だったのかな？）
レッコウといい、イカヅチといい、凶暴なアタックをかましていましたねｗ
最後、レールが環状になるところは、
どうみても「山の手線」を連想してしまいましたｗ
狙っているよね、スタッフは。
真面目な話、それでもかっこよくて満足でした。

来週は、シリアスモードな話のような気がするのですが、
予告絵だとコメディ？　
うまく調和した電王らしいお話を期待します。