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オリジナルonlyのラノベ創作記録です。 現在、更新が滞っていて訪問された方に申し訳ないと思っております。 なお、無断にて当ブログ内容を転載するのはおやめ下さい。宜しくお願いします。

2024

0425
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2008

0116
私は正月に母の作る雑煮が好きです。
煮込んだおもちを、手製の「くるみだれ」につけて食べるのです。
これが絶品!
まだ付き合っている頃のだんなにも
(母の雑煮を)ふるまったところ、おいしい! と好評でした。

母の田舎は岩手の三陸沿岸。
どうやらこちら独特の食べ方のようです。
しょうゆ味ベースの汁に、(すまし汁系)
千切りのごぼう、にんじん、大根、じゃがいも、こんにゃく、
拍子切りの焼き豆腐、細切りの油揚げを入れて煮込みます。
おもちは切り餅。(四角餅…四角に伸ばしたものを包丁で切り分けます)
火であぶってから、雑煮の中にいれます。

そして煮込んでいる間に作るのが、くるみだれ!
生のくるみをすり鉢ですりつぶします。
細かくつぶれていくと、くるみから油がにじみでてきます。
頃合を見て、すり鉢にお湯をそそぎ、
ペースト状になったくるみをのばしていきます。
お砂糖を加えると、ツヤツヤに! 
アクセントにお塩も加えてます。

すりつぶすのに、体力も時間も消費しますが、
美味しいくるみだれができますよー。
おそらく日本のくるみ(山グルミ?)で作った方が美味しいのでは、と思います。
私が家庭をもってから、
スーパーで製菓用のアメリカ産のくるみを購入しましたが、
油が足りない感じで、味に深みがなかったです。
せっかく作ってたべるのだから、
コクがあって、香ばしいものがいいですよね。
(少しだけ検索しましたが、くるみだれの作り方は色々あるようです)

ちなみに、くるみがない時は、
黒ゴマをすって、「ごまだれ」でいただいても美味しいです。
ごま団子のような味がします。
山グルミのように、くるみの殻をトンカチで割って、
実をほじくりだす手間がないのが楽ですね。

さてさて。我が家ですが、
おせち好きがひとりもいないので、今年も雑煮だけ作りました。
(かまぼことちくわは主人の両親が、とっても美味しい長崎蒲鉾を送ってくださいます)
くるみだれを添えて食べたかったところですが・・・、
くるみは高価ですし、実家におねだりする機会もなかったので、
「ごまだれ」でいきました。
もしかしたら、食べず嫌いの息子も食べるかなーと。
彼の好きな白ごまを使って、たれを作ったのですが、
興味を示してくれませんでした……。
大好物の「きなこもち」をほおばっていました。

そうそう、毎年主人のご両親がおもちを作って送ってくれます。
このおもちは…、まるい!
かわいい丸餅は、切り餅しかしらない私にとっては軽いカルチャーショックでしたね。
我が家は、のお雑煮くるみ餅と、西の丸餅の美味しい饗宴でござい~。

このくるみだれで食べる風習は、
息子の代にも孫の代にも伝わってほしいものです。

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素敵な画像はフリー素材集『Little Garden』さまから、いただきました。
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