オリジナルonlyのラノベ創作記録です。
現在、更新が滞っていて訪問された方に申し訳ないと思っております。
なお、無断にて当ブログ内容を転載するのはおやめ下さい。宜しくお願いします。
2007
<タイトルに深い意味はございません>
ある朝のことです。
アパートの階段に鳥の糞らしきものをいくつも見つけました。
隣のマンションの一角に鳩の巣があったようなので、
そこから飛んできたのかな~。でも迷惑だよな~。
とその時は思いました。
とにかく汚物は処理すべし!と掃きだして、時刻は夕方に。
「家の前に鳥がいる~!」
と公園から先に家へ戻った息子の声がします。
(どうせすずめだろう。すぐ飛んでいくよね。ん?まさか…)
片付けたはずの糞がまた新たに散らばっている。。。
動物のそばにひとりで寄るのが怖い息子は、
下の階にいた私の元にくる。
私は鳥と遭遇しても平静心は保てるだろうと、のぞきにいくと…。
いやー本当に鳥がいました。
しかも、「ピイピイ」言いながら歩いている!
体毛は黒く、小型の鳩。↑鳩がこんな声をだすなんて初めて知った。
頭には遊び毛みたいな黄色い毛がぴょこぴょこ飛び出ている。(アホ毛みたいな感じ)
鳩は普通、詰め寄られると飛び立つので、
とにかくこの場から去ってもらおうと私は近づいてみる。
すると、ぴょんと階段を一段あがるだけ。
逃げる気あるんかい? 思わずつっこみたくなる。
そしてある考えが浮かぶ。
近所に鳩の巣があることから、そこで大きくなった雛がここへ迷い込んだと。
雛だからまだ飛ぶのは上手ではない。
うさぎくらいの大きさなら、手でつかまえるのも簡単だろう。
私は家からタオル持ち出して、体をタオルでつつむように捕獲した。
ちょろいもんだぜ。
糞害は迷惑なので、どこに放そうかと迷う。
飛べないから、近くの空き地に放すと猫やカラスに狙われるだろうし。
(それにしてもマンションの巣、撤去しないとは何事だ)
鳩といえば、家から徒歩5分ほどの某公園で群れている。
巣から離れてしまうけれど、死なせてしまうよりましだと思い、
(というか、親鳥は雛をある程度育てた後は放任なんだなぁ)
遊び疲れていた息子を言いくるめて、一緒に連れて行く。
捕まえる時はピイピイ泣いていた小鳩も、胸に抱きかかえるとじっーとしてくれた。
息子もだんだん慣れてきたのか、「かわいいね」と言うまでになる。
確かに生き物はかわいい。
公園につくと同族の気配に気づいたのか、
羽ばたこうと羽を持ち上げようとする。
安全なところではなしたかったので、
しばらく我慢させ、集会所の縁側の下でおろしてあげた。
今までとはちがい、広い場所についた小鳩はちょこちょこ歩いて、
私たちが離れるのを見届けると、
ばさっーと風を切るように飛び立った。
飛び方が確実に上手くなっている。
飛行先はベンチの上という、まだまだ低い場所だったけれど、
何とか公園で生き延びれば、木の上にまで飛び移れるようになるだろう。
せめて猫とか犬とか人間に捕まらないように頑張ってほしい。
息子は途中で興味がなくなったりしてたけれど、
鳩が飛んだ姿を見て、いいことをしたと思った模様。
何ヶ月か前に隣のマンションからする鳩の鳴き声を初めて聞いた時は、
「うわっ、鳩住みついちゃってるよ」
ででーぽっぽー。ででーぽっぽーって鳴いているよ、という感想だけで、
こんな風にかかわるとは露しらず。
まぁ不思議なご縁でした。
相変わらず巣のそばにいる鳩の視線が、何だか怖い。
しょうがないじゃない。自業自得さ、と思う私であった。
ある朝のことです。
アパートの階段に鳥の糞らしきものをいくつも見つけました。
隣のマンションの一角に鳩の巣があったようなので、
そこから飛んできたのかな~。でも迷惑だよな~。
とその時は思いました。
とにかく汚物は処理すべし!と掃きだして、時刻は夕方に。
「家の前に鳥がいる~!」
と公園から先に家へ戻った息子の声がします。
(どうせすずめだろう。すぐ飛んでいくよね。ん?まさか…)
片付けたはずの糞がまた新たに散らばっている。。。
動物のそばにひとりで寄るのが怖い息子は、
下の階にいた私の元にくる。
私は鳥と遭遇しても平静心は保てるだろうと、のぞきにいくと…。
いやー本当に鳥がいました。
しかも、「ピイピイ」言いながら歩いている!
体毛は黒く、小型の鳩。↑鳩がこんな声をだすなんて初めて知った。
頭には遊び毛みたいな黄色い毛がぴょこぴょこ飛び出ている。(アホ毛みたいな感じ)
鳩は普通、詰め寄られると飛び立つので、
とにかくこの場から去ってもらおうと私は近づいてみる。
すると、ぴょんと階段を一段あがるだけ。
逃げる気あるんかい? 思わずつっこみたくなる。
そしてある考えが浮かぶ。
近所に鳩の巣があることから、そこで大きくなった雛がここへ迷い込んだと。
雛だからまだ飛ぶのは上手ではない。
うさぎくらいの大きさなら、手でつかまえるのも簡単だろう。
私は家からタオル持ち出して、体をタオルでつつむように捕獲した。
糞害は迷惑なので、どこに放そうかと迷う。
飛べないから、近くの空き地に放すと猫やカラスに狙われるだろうし。
(それにしてもマンションの巣、撤去しないとは何事だ)
鳩といえば、家から徒歩5分ほどの某公園で群れている。
巣から離れてしまうけれど、死なせてしまうよりましだと思い、
(というか、親鳥は雛をある程度育てた後は放任なんだなぁ)
遊び疲れていた息子を言いくるめて、一緒に連れて行く。
捕まえる時はピイピイ泣いていた小鳩も、胸に抱きかかえるとじっーとしてくれた。
息子もだんだん慣れてきたのか、「かわいいね」と言うまでになる。
確かに生き物はかわいい。
公園につくと同族の気配に気づいたのか、
羽ばたこうと羽を持ち上げようとする。
安全なところではなしたかったので、
しばらく我慢させ、集会所の縁側の下でおろしてあげた。
今までとはちがい、広い場所についた小鳩はちょこちょこ歩いて、
私たちが離れるのを見届けると、
ばさっーと風を切るように飛び立った。
飛び方が確実に上手くなっている。
飛行先はベンチの上という、まだまだ低い場所だったけれど、
何とか公園で生き延びれば、木の上にまで飛び移れるようになるだろう。
せめて猫とか犬とか人間に捕まらないように頑張ってほしい。
息子は途中で興味がなくなったりしてたけれど、
鳩が飛んだ姿を見て、いいことをしたと思った模様。
何ヶ月か前に隣のマンションからする鳩の鳴き声を初めて聞いた時は、
「うわっ、鳩住みついちゃってるよ」
ででーぽっぽー。ででーぽっぽーって鳴いているよ、という感想だけで、
こんな風にかかわるとは露しらず。
まぁ不思議なご縁でした。
相変わらず巣のそばにいる鳩の視線が、何だか怖い。
しょうがないじゃない。自業自得さ、と思う私であった。
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素敵な画像はフリー素材集『Little Garden』さまから、いただきました。
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